秘法 八千枚護摩供

合計二十一座にわたる護摩修行

八日間の護摩修行

 毎年11月3日の開白(かいびゃく)から11月10日の結願(けちがん)まで合計二十一座にわたり行われる、真言密教最善最高の護摩修行です。前修行の七日間二十座を五穀・塩断ちにて勤め、結願二十一座目に断食・無言行にて世界平和を主眼に、家門隆昌・商業繁栄・助祭招福・所願成就を八千本の護摩支木に託して熱祷祈願いたします。

 結願の日には早朝より多くの信徒が来山し、最後の護摩支木が焼べられるのを見届けます。成福院の護摩壇は融通殿にあり、結願の日には一般の参拝者からも背後から修法を見ることができます。

 八千枚護摩供が終わると御加持がなされます。ご出仕いただきました皆様にはその場でこの難行を終えた貫主から御加持が受けられますので、是非とも結願の日にご来山ください。

八千枚護摩特別祈願